新型インフルエンザ患者に追試
愛知県内の公立高等学校及び私立高等学校における入学者選抜の実施にあたり、新型インフルエンザの発生に対し、感染者への受検機会の確保と感染の拡大防止を図るため連携して対応することとし、平成22年度入学者選抜の特例措置を取ることになりました。
追検査を希望する者は、診断書等追検査を受ける理由を証明するものを提出することになります。
愛知県各私立高校の追試験日
推薦入試:2010年2月2日(本試験1月29日)
一般入試:2010年2月22~24日(本試験8~10日)
公立高校入試
全日制課程推薦入学等
実施期日:2010年2月19日(金)
合格発表:2010年2月22日(月)
全日制課程第2次選抜
実施期日:2010年3月29日(月)
合格発表:2010年3月30日(火)
平成22年度愛知県私立一般入試 一部出願締め切り
愛知県内の私立高校の第1回目の出願状況が発表されたようです。一般入試を実施する50校のうち37の出願が締め切られ、今のところ、66427人が志願し、平均志願倍率は4.9倍となっています。
すべての高校の出願が締め切られる2月5日以降、改めて出願者数は紹介します。
現在の段階で、高倍率となっているのは例年志願者数の多い、名城大付属高校、愛工大名電高校、大成高校などです。
愛知県の私立高校の一般入試は2月8日から順次始まります。
平成22年3月高校卒業予定者の就職内定状況
私立高校の専願割合が減少傾向へ
大阪府公立中学校長会によると、平成22年度入試において、大阪府内の受験生のうち、大阪府内の私立高校専願者の割合が過去最低の13.34%に落ち込んだそうです。
京都府20.2%、愛知県18.4%、兵庫県4.11%などいずれも前年同期に比べて専願割合は減少となっています。
もちろん、これは現在進められている高校の教育費の無償化政策による影響でしょう。
すでに予算も計上され、2010年度からは公立高校の授業料は所得制限を設けず、実質的に無償化されます。公立高校の授業料相当額は生徒からは徴収されず、生徒1人当たり11万8800円の授業料が国から自治体に交付されます。
私立高校は、世帯の収入に応じて年約12万円から約24万円を支給する方針で、具体的には、年収350万円以上の世帯には年額11万8800円の授業料相当額として助成、年収250万円以上350万円未満の世帯は1.5倍の17万8200円、250万円未満の世帯は2倍の23万7600円の助成をすることが決まっています。
こうしてみると、公立高校・私立高校とも同じ土俵に上がったように見えますが、そうではないようです。
産経新聞によれば、
東京都内の私立女子高の校長は「不況も影響している」としつつ、説明会などで保護者に授業料の説明をする際には、昨年まではないプレッシャーを感じるという。
校長は「今まで『4対1』だった公立との授業料の差が『3対0』になる。保護者の心理的には、無限大の開きになってしまう」とため息をつく。
また、東京私立中学高校協会の近藤彰郎会長のコメントもあわせて掲載され、
「年収250万円で私立に通わせる家はほとんどない」として増額ラインの引き下げに疑問を呈す。
また、「高校無償化という制度そのものは否定しない」としつつ、「公立にはない所得制限が私立では実質的に行われている。義務教育なのに授業料がある私立中学はそのまま。やることが一貫していない」
としています。
このまま公立高志向が鮮明になり、私立離れがいっそう進んでいくのか?
産経新聞によれば、「大阪府の私立専願率が過去最低」になったことについて
中学校長会の古川晴紀・進路第1委員会委員長は「(大阪府の)私立の無償化について十分に保護者に浸透していない面があるのではないか」と指摘。府私学・大学課は「依然として経済状況は厳しいが、受験生と保護者に無償化の周知徹底を図りたい」としている。
民主党が掲げる「家庭の状況にかかわらず、すべての意思ある生徒が安心して勉学に打ち込める社会を作るため」の今回の高校の無償化政策。
公立高校は所得制限なく無償化となり、私立高校は所得制限ありの助成。私立高校の授業料の平均は年約35万円。その差額は各家庭が埋めなくてはならない。
今年2010年度入試の動向は要注目です。
私立高校で学費滞納が急増
全国私立学校教職員組合連合の発表資料によると、私立高校で3か月以上学費を滞納している生徒が、2009年上半期だけで4891人にも上っているそうです。
この調査は、全国私立学校教職員組合連合が32都道府県の中学高校462校のおよそ32万人の生徒を対象に行ったもので、これは、特に私立高校では全国の私立学校総数1321校の約25%の学校数・生徒数の調査となっています。
2008年度末私立高校 滞納・中退調査(高校県別)
私立誉高校を家宅捜索
愛知県警は2009年7月9日、愛知県小牧市の私立誉高校(旧・尾関学園高校)を道路運送法違反(有償運送)の疑いで家宅捜索しました。
容疑は、私立誉高校が有料のスクールバスを自家用ナンバーで運行したこと。
愛知県警交通指導課と小牧署によると、同校を経営する学校法人「尾関学園」は生徒からバス料金を徴収したうえで、「白ナンバー」の自家用自動車をスクールバスとして使っていた疑いがある。
料金徴収の中止や委託先の変更を尾関学園側に指導したが応じなかったために今回の家宅捜索となったようです。
授業料滞納者は「卒業させない」
全国私立学校教職員組合連合が、組合員がいる全国の私立高校に調査したところ、学費を納めない限り卒業させない方針の学校が7割近くあることがわかったと朝日新聞が報道しています。学費を納めない限り「卒業証書を渡さない」「進路に必要な卒業証明書を発行しない」といった姿勢で臨んでいる学校が多いそうです。
しかし、学校教育法施行規則は、校長が全課程を修了したと認めた者には卒業証書を授与しなければならないと定めており、文部科学省は「修了しているのに学費滞納だけを理由に卒業証書を出さないのは法令に違反する」と指摘します。が、私立高校としては、学費の滞納者が増大することによる経営逼迫の事情もあるでしょうし、全国的に対応をどうしていくかの考えていかないといけない問題でしょう。
全国私立学校教職員組合連合とは、私立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・専門学校(専修学校・各種学校)で働く教員・職員の労働組合の全国組織です。 40都道府県にまたがる組織で、組織人員は約2万人。