群馬県の私立高校

群馬県の高等学校は、平成20年度現在で85校あります。内訳は、国立高校はなし、公立高校71校、私立高校12校です。群馬県の主な私立高校の概要は以下の通りです。
学校名設置学科所在地
共愛学園高等学校 普通・英語 前橋市
小屋原町1115-3
前橋育英高等学校 普通・体育・保育 前橋市
朝日が丘町13
高崎商科大学附属
高等学校
普通・国際情報 情報経理 高崎市大橋町237-1
東京農業大学第二
高等学校
普通 高崎市
石原町3430
高崎健康福祉大学
高崎高等学校
普通 高崎市
中大類町531
桐生第一高等学校 普通・調理 桐生市
小曽根町1-5
樹徳高等学校 普通 桐生市
錦町1-1-20
常磐高等学校 普通 太田市
飯塚町141-1
関東学園大学附属
高等学校
普通 館林市
大谷町625
新島学園高等学校 普通 安中市
安中3702
明和県央高等学校 普通 高崎市
金古町28
白根開善学校
高等部
普通 吾妻郡
六合村入山1-1

2011年度の群馬県全日制私立高校の募集定員が発表

群馬県教育委員会が群馬県内の平成23年度の全日制私立高校の募集定員を発表、私立高校全体の総定員は4555人で前年より1クラス分が減少しました。

主な募集定員の変更は、桐生第一高校が2011年4月に中高一貫校の桐生大学付属中学を設立するため、高校が1クラス減少、高商大付高校は国際情報科と情報経理科を廃止し、新たに総合ビジネス科を新設、また、関学大付高校は普通科の中に特別進学・進学コースを新設します。

各私立高校の詳細は各高校ごとのページを参照ください。

2011年度の一般入試は2011年1月末からスタートとなります。

平成23年度公立高校の入学者選抜日程

全日制課程及びフレックススクール前期選抜
入学願書等受付 平成23年2月7日(月)、2月8日(火)
検査(面接等) 平成23年2月15日(火)
実施 ・加えて2月16日(水)に実施することもある。
合格者発表 平成23年2月21日(月)


全日制課程及びフレックススクール後期選抜
入学願書等受付 平成23年2月24日(木)、2月25日(金)
志願先変更 平成23年3月2日(水)
学力検査等実施 平成23年3月8日(火)、9日(水)
合格者発表 平成23年3月15日(火)


全日制課程、フレックススクール
入学願書等受付 平成23年3月17日(木)、3月18日(金)
学力検査等実施 平成23年3月23日(水)
合格者発表 平成23年3月28日(月)

2010年度群馬県私立高校 入試日程

2010年度の群馬県の私立各高校の入試日程は以下の通りです。
学校名一般入試推薦入試特待生入試
関東学園大学
附属高校
1月30日(土) 1月9日(土)
1月16日(土)
2月27日(土)
1月9日(土)
1月16日(土)
共愛学園高校 2月1日(月) 1月11日(月) 1月12日(火)
桐生第一高校 1月30日(土) 1月10日(日) 1月10日(日)
1月11日(月)
1月30日(土)
高崎健康福祉大
高崎高校
1月30日(土) 1月9日(土) 1月9日(土)
1月19日(火)
高崎商科大学
附属高校
1月30日(土) 1月10日(日) 1月9日(土)・19日(火)
樹徳高校 1月31日(日) 1月9日(土) 1月9日(土)
1月31日(日)
常磐高校 1月30日(土) 1月16日(土)
新島学園高校 1月16日(土)
前橋育英高校 1月31日(日) 1月12日(火) 1月11日(月)
1月31日(日)
東京農業大学
第二高校
1月31日(日) 1月10日(日) 1月10日(日)
白根開善学校
高等部
随時
明和県央高校 2月1日(月) 1月11日(月) 1月12日(火)
1月24日(日)

2009年度群馬県私立高校 志願状況

平成21年度の群馬県内の私立高校の志願状況が発表されました。
募集定員4395人に対し、志願者数は18000人を超え、平均志願倍率も4倍を超えました。以下、主な高校の志願者数と志願倍率です。
学校名 学科
コース
定員 志願者数 志願倍率
共愛学園 英語 特進/進学 130 467 3.59
普通 特進/進学 230 598 2.60
前橋育英 普通 1類 /2類 200 3399 17.00
3類 120 132 1.10
4類 120 131 1.09
保育 70 66 0.94
東京農業
大学第二
普通 560 2113 3.77
高崎健康
福祉大学
高崎
普通 特進/大進 220 4417 20.08
桐生第一 全科 540 3636 6.73
常磐 普通 360 1445 4.01

2010年度群馬県私立高校 募集定員

群馬県内の私立高校の2010年度の募集定員が発表されました。定員は5年連続で減少。募集定員を減らしたのは高崎健康福祉大高崎高校のほか、共愛学園、桐生第一など。各高校の募集定員は以下の通りです。
学校名募集定員
明和県央高等学校 男女310名
白根開善学校高等部 35名
東京農業大学第二高等学校 560名
前橋育英高等学校 510名
新島学園高等学校 若干名
常磐高等学校 360名
樹徳高等学校 520名
高崎商科大学附属高等学校 普通科特別進学コース 男女90名
進学コース 男女250名
国際情報科 男女80名
情報経理科 女子80名
高崎健康福祉大学高崎高等学校 460名(許可申請中)
桐生第一高等学校 普通科500名
調理科40名
共愛学園高等学校 360名
関東学園大学附属高等学校 240名

平成22年度群馬県 県立高校の入学者選抜日程

県立高等学校入学者選抜日は以下の通りです。

全日制課程及びフレックススクール 前期選抜
入学願書等受付    平成22年2月5日(金)、2月8日(月)
検査(面接等)実施  平成22年2月15日(月)16日(火)
合格者発表      平成22年2月19日(金)


全日制課程及びフレックススクール 後期選抜
入学願書等受付  平成22年2月24日(水)、2月25日(木)
志願先変更    平成22年3月2日(火)
学力検査等実施  平成22年3月9日(火)、10日(水)
合格者発表    平成22年3月16日(火)


全日制課程、フレックススクール及び定時制課程再募集
入学願書等受付   平成22年3月18日(木)、3月19日(金)
学力検査等実施   平成22年3月26日(金)
合格者発表     平成22年3月30日(火)

私立高校を受験する生徒が最も使っている入試対策問題集

全国の国・私立高校の入試問題を徹底分析し、レベルの高い良問を精選収録。

各項目の問題は2段階式で、無理なく最高レベルの実力がつく。解答は2色刷で見やすく、解説がくわしいので、難問の解き方もよく理解できる。トップ高入試突破に最適。

難関突破精選問題集英語―国立・有名私立〈高校入試対策〉
eigpo.jpg


難関突破精選問題集数学―国立・有名私立〈高校入試対策〉
suugaku.jpg

難関突破精選問題集国語―国立・有名私立〈高校入試対策〉
kokugpo.jpg


私立高校の入試対策問題集で最も売れている問題集3部作難関突破精選問題集英語―国立・有名私立〈高校入試対策〉
難関突破精選問題集数学―国立・有名私立〈高校入試対策〉
難関突破精選問題集国語―国立・有名私立〈高校入試対策〉

2009年度群馬県私立高校 授業料減免制度

群馬県では、私立高校に在学する生徒で、経済的理由により就学が困難である者の授業料減免事業を行う学校法人に対して補助を実施しています。

この制度ではいくつかの条件を満たせば、生徒は授業料を免除されます。

補助金が交付される対象要件
1.生徒の属する世帯が、生活保護法の規定により保護を受けている場合

2.生徒の属する世帯が、所得税法の規定により所得税の納付を要しない場合

3.生徒の属する世帯が、地方税法の規定による市町村民税若しくは特別区民税の納付を要しない者又は市町村民税若しくは特別区民税の均等割りのみ納付している場合

4.生徒の属する世帯が、年度の途中に倒産、失職等により著しく家計が悪化し、授業料納付困難と認められる場合

募集時期:6月4日(木)~6月24日(水)
支給開始時期:12月以降
申込取扱:高校事務室

私立高校で学費滞納が急増

全国私立学校教職員組合連合の発表資料によると、私立高校で3か月以上学費を滞納している生徒が、2009年上半期だけで4891人にも上っているそうです。

この調査は、全国私立学校教職員組合連合が32都道府県の中学高校462校のおよそ32万人の生徒を対象に行ったもので、これは、特に私立高校では全国の私立学校総数1321校の約25%の学校数・生徒数の調査となっています。

調査結果で挙げられている主な点としては、

・経済的理由で中退した生徒のいる高校数は報告校の4 2.5%(315校中134校)

・3ヶ月以上の滞納を抱えている生徒のいる学校は6 6.0%(315校中208校)

・経済的理由による中退生徒数は、315校で513人

・学費未納で卒業証書が保留となる学校が229校(高校)中、146校(64.0%)

2009年は昨年2008年年に比べても滞納率が深刻で、特にいわゆる「受け皿校」として機能している地方の私立高校で、経済的に追い詰めれているケースが増加しているということです。

私立中高生の経済的理由による退学と学費滞納調査事例
(関東・東京ブロックA校より)
父親が入院・手術のため仕事をやめざるを得ず、公立への転入を希望して学年途中で退学した。

(関東・東京ブロックB校より)
父親が仕事でけがをして再度の入院手術となり、そのために仕事を辞めざるを得ず、経済的な困窮が見込まれた。生徒本人も納得の上学年途上であったが県立高校への編入を希望し、受験勉強に取り組んで編入試験に合格し本校を退学した。県の家計急変世帯への授業料減免助成では足りず、はがゆい思いをして見守った。

(関東・東京ブロックC校より)
9ヶ月の滞納者は、自営の業績悪化のため

(関東・東京ブロックD校より)
中退生徒は、長期にわたる未納が続き、仮進級後も納入のメドがたたず、その中で本人の意欲も低下し、6ヶ月後に退学した。

(関東・東京ブロックE校より)
① 高1で中退した生徒は入学時より未納で2学期初句より不登校になる。家庭の状況を理解しており働いて文えたいという意思を持っていた。
② 高2で退学した生徒ば母子家庭で金銭的に厳しかった。

(関東・東京ブロックF校より)
昨年度3年生で授業料減免を受けていた2名の生徒、男子1名女子1名について。2名の生徒は家庭の事情を考え、1人は大学、1人は専門学校への進学を志望していたが断念し、縁故で就職した。この2名の生徒は授業料減免を受けているので問題ないが、施設設備費がほとんど納まっておらず、割り印のない仮卒業証書しか渡すことができなかった。卒業式の数目前そのうぢの一人の保謨者より「うちの息子は卒業式に皆と一緒に参列できるのでしょうか?」と消えてしまうような声で問い合わせがあった。私(担任)は「卒業式には皆と一緒に出席して下さい。卒業証書は仮のものを渡しますが、皆に気付かれないように配慮します」と答えると、ほ、っとした様子で感謝された。めでたいはずの卒業式だが担任の心にすきま風が吹くような寂しい卒業式となった。

事例はいずれも全国私立学校教職員組合連合の発表資料から紹介しています。

2008年度末私立高校 滞納・中退調査(高校県別)

以下の表は、2008年度(2008年4月~2009年3月末)に経済的理由で私立高校、私立中学を退学(学費未納による除籍を含む)した生徒の状況と2009年3月末の学費滞納状況を全国私立学校教職員組合連合が可能な限り把握する目的行われたもので全国私立学校教職員組合連合が発表した資料から紹介しています。
都道府県 学校数
生徒数
滞納者数 生徒数比
滞納率
経済的
退学率
北海道 11 6,579 104 1.58% 0.27%
青森 7 4,442 126 2.84% 0.36%
岩手 5 2,292 32 1.40% 0.35%
宮城 6 5,705 31 0.54% 0.18%
山形 9 5,837 60 1.03% 0.17%
福島 5 3,582 20 0.56% 0.34%
茨城 11 11,593 30 0.26% 0.04%
埼玉 13 16,037 45 0.28% 0.06%
千葉 9 8,118 141 1.74% 0.09%
東京 40 31,114 143 0.46% 0.09%
神奈川 40 36,923 191 0.52% 0.07%
長野 14 7,053 62 0.88% O.17%
新潟 16 11,508 50 0.43% 0.03%
岐阜 5 3,663 12 0.33% 0.33%
愛知 41 42,993 92 0.21% 0.21%
滋賀 1 1,044 14 1.34% O.00%
京都 3 2,053 5 0.24% 0.00%
大阪 19 16,024 213 1.33% 0.14%
兵庫 9 6,436 38 0.59% 0.08%
岡山 7 4,250 56 1.32% 1.88%
広島 7 5,697 44 0.77% 0.30%
山□ 4 3,073 5 0.16% O.13%
愛媛 1 350 0 O.00% 0.57%
香川 3 2,417 6 0.25% 0.37%
福岡 8 6,216 78 1.25% 0.18%
長埼 4 3,413 10 0.29% 0.35%
佐賀 3 2,646 4 0.15% 0.87%
熊本 14 9,776 275 2.81% 0.61%

平成22年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況

文部科学省が高校卒業者の平成21年10月末現在の就職状況の調査結果を発表しています。大学への進学率が2009年度は現役・浪人合わせて初めて5割を突破し50.2%となり、短大を含めた進学率は56.2%と過去最高を更新しましたが、高校生の就職市場がこれだけ冷え込むと、就職を諦めて大学進学をという高校生も増えたり、高校受験の際には専門学科より普通科に進学する中学生も多くなりそうです。 文部科学省の就職状況調査によると、平成21年10月末における高等学校卒業予定者の就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)は55.2%で、昨年同期から11.6ポイント下落。就職内定率の高い順は「工業」(73.2%)、「福祉」(57.6%)、「商業」(57.3%)、「総合学科」(53.5%)、「情報」(53.0%)、「農業」(52.5%)、「水産」(52.3%)、「家庭」(51.9%)、「普通」(42.4%)、「看護」(19.4%)となっています。各都道府県別の就職内定率は以下の通りです。
卒業者
数(人)
県 内 県 外
就職
希望
者数
(人)
内定 前年
同期
内定
就職
希望
者数
(人)
内定 前年
同期
内定
北海道 47、536 10,158 27.5% 34.3% 980 64.9% 74.6%
青 森 13,805 2,267 34.8% 43.0% 2,070 62.0% 76.3%
岩 手 13,296 2,093 47.0% 57.1% 1,639 71.4% 80.4%
宮 城 21,274 4,416 34.4% 48.3% 819 61.2% 80.1%
秋 田 9,926 1,591 45.4% 60.8% 1,260 68.8% 79.3%
山 形 11,780 2,245 49.0% 60.7% 930 66.5% 76.0%
福 島 20、623 4,506 46.0% 64.6% 1,395 64.4% 76.6%
茨 城 26,555 4,648 49.3% 62.6% 394 60.9% 76.5%
栃 木 18,694 3,301 57.6% 72.3% 486 74.1% 81.7%
群 馬 17,385 2,635 64.7% 75.5% 272 73.5% 85.3%
埼 玉 54,652 5,409 49.9% 57.4% 1,918 69.7% 93.5%
千 葉 46,813 4,948 46.8% 61.5% 951 70.7% 82.4%
東 京 96,446 5,706 50.7% 57.4% 385 64.4% 73.3%
神奈川 61,727 4,746 42.9% 59.2% 673 93.2% 93.7%
新 潟 21,910 3,509 54.0% 66.3% 292 64.7% 71.8%
富 山 9、061 1,555 72.7% 81.8% 105 84.8% 83.5%
石 川 10、293 1,884 65.5% 74.1% 183 63.4% 86.9%
福 井 7、577 1,317 72.4% 77.8% 209 68.4% 76.2%
山 梨 8、842 1,173 58.2% 63.7% 128 53.9% 67.7%
長 野 19、353 2,534 60.3% 71.7% 219 72.1% 77.3%
岐 阜 18、290 3,135 69.2% 80.8% 827 86.6% 94.2%
静 岡 33、460 6,812 62.4% 77.1% 387 79.3% 86.1%
愛 知 59、498 10,104 71.6% 85.5% 257 89.9% 88.1%
三 重 16、349 3,684 71.0% 82.0% 512 78.7% 91.7%
滋 賀 12、137 1,866 63.0% 76.8% 231 59.7% 92.5%
京 都 22、330 1,729 53.6% 66.3% 285 74.0% 73.9%
大 阪 67、817 8,510 53.1% 66.0% 322 82.0% 85.7%
兵 庫 45、845 5,748 58.9% 74.6% 781 84.3% 89.0%
奈 良 12、257 874 57.8% 66.9% 428 72.9% 80.4%
和歌山 9、481 1,526 46.0% 54.6% 525 56.2% 71.8%
鳥 取 5、530 955 47.5% 63.5% 322 59.3% 75.5%
島 根 6、764 872 65.0% 69.9% 473 73.6% 83.0%
岡 山 17、410 3,166 59.4% 76.3% 467 82.0% 92.0%
広 島 23、902 3,092 56.0% 68.1% 221 75.1% 76.4%
山 口 12、003 2,784 62.8% 71.7% 629 79.0% 88.2%
徳 島 7、020 1,035 63.8% 68.2% 376 82.2% 86.3%
香 川 8、437 1,301 60.0% 69.7% 130 58.5% 71.9%
愛 媛 12、826 2,169 58.2% 64.3% 579 63.9% 77.9%
高 知 6、905 779 39.9% 40.1% 548 66.6% 76.7%
福 岡 42、788 6,482 41.5% 53.1% 1,279 71.9% 83.6%
佐 賀 8、837 1,636 55.0% 67.5% 1,173 72.5% 81.3%
長 綺 14、671 2,543 46.4% 54.9% 1,716 69.9% 78.1%
熊 本 16、933 2,743 35.7% 44.8% 1,709 63.7% 77.9%
大 分 11、023 2,363 54.0% 66.6% 616 68.0% 77.8%
宮 綺 11、004 1,751 42.6% 53.0% 1,409 62.9% 77.0%
鹿児島 16、801 2,421 45.9% 48.2% 2,320 69.3% 81.2%
沖 縄 15,753 1,887 12.4% 14.3% 922 53.7% 44.5%
※数字は2009年10月31日現在のものです

高校無償化が影響か? 私立高校の専願割合が減少傾向

大阪府公立中学校長会によると、平成22年度入試において、大阪府内の受験生のうち、大阪府内の私立高校専願者の割合が過去最低の13.34%に落ち込んだそうです。
 
京都府20.2%、愛知県18.4%、兵庫県4.11%などいずれも前年同期に比べて専願割合は減少となっています。
 
もちろん、これは現在進められている高校の教育費の無償化政策による影響でしょう。
 
すでに予算も計上され、2010年度からは公立高校の授業料は所得制限を設けず、実質的に無償化されます。公立高校の授業料相当額は生徒からは徴収されず、生徒1人当たり11万8800円の授業料が国から自治体に交付されます。
 
私立高校は、世帯の収入に応じて年約12万円から約24万円を支給する方針で、具体的には、年収350万円以上の世帯には年額11万8800円の授業料相当額として助成、年収250万円以上350万円未満の世帯は1.5倍の17万8200円、250万円未満の世帯は2倍の23万7600円の助成をすることが決まっています。
 
こうしてみると、公立高校・私立高校とも同じ土俵に上がったように見えますが、そうではないようです。
 
産経新聞によれば、


東京都内の私立女子高の校長は「不況も影響している」としつつ、説明会などで保護者に授業料の説明をする際には、昨年まではないプレッシャーを感じるという。
 
校長は「今まで『4対1』だった公立との授業料の差が『3対0』になる。保護者の心理的には、無限大の開きになってしまう」とため息をつく。
また、東京私立中学高校協会の近藤彰郎会長のコメントもあわせて掲載され、
「年収250万円で私立に通わせる家はほとんどない」として増額ラインの引き下げに疑問を呈す。
 
また、「高校無償化という制度そのものは否定しない」としつつ、「公立にはない所得制限が私立では実質的に行われている。義務教育なのに授業料がある私立中学はそのまま。やることが一貫していない」
としています。

このまま公立高志向が鮮明になり、私立離れがいっそう進んでいくのか?
 
産経新聞によれば、「大阪府の私立専願率が過去最低」になったことについて


中学校長会の古川晴紀・進路第1委員会委員長は「(大阪府の)私立の無償化について十分に保護者に浸透していない面があるのではないか」と指摘。府私学・大学課は「依然として経済状況は厳しいが、受験生と保護者に無償化の周知徹底を図りたい」としている。
民主党が掲げる「家庭の状況にかかわらず、すべての意思ある生徒が安心して勉学に打ち込める社会を作るため」の今回の高校の無償化政策。

公立高校は所得制限なく無償化となり、私立高校は所得制限ありの助成。私立高校の授業料の平均は年約35万円。その差額は各家庭が埋めなくてはならない。
 
今年2010年度入試の動向は要注目です。