公立高校が真剣に大学進学実績を考え出した
広島県教育委員会が平成21年度学力向上対策事業を発表しました。
平成21年度学力向上対策事業では、県立高校の生徒の学力向上のため、難関国公立大学を目指す「トップリーダーハイスクール」5校と国公立大学を目指す「チャレンジハイスクール」10校などを指定し、北海道大学,東北大学,筑波大学,東京大学,東京工業大学,一橋大学,名古屋大学,京都大学,大阪大学,神戸大学,九州大学など全国11の難関国立大学と広島大への進学率を1.5倍にするのが目標だそうです。
すでに難関国公立大学を目指す「トップリーダーハイスクール」5校には、広島県内の呉三津田高校・尾道北高校・福山誠之館高校・府中高校・安古市高校が決定し、国公立大学を目指す「チャレンジハイスクール」10校には、広高校・三原高校・海田高校・廿日市高校・三次高校・庄原格致高校・大門高校・広島井口高校・神辺旭高校・祇園北高校が決定しています。
広島県の公立高校も、一定の予算を使って難関大学の進学実績の向上を狙ってきているようです。
私立高校もうかうかしていたら、県立高校に上位層はすべて持っていかれるでしょうし、ますますの公立上位が定着してしまう可能性もあります。
広島県内で大学実績が良い私立高校は高校募集をしない所も多くあり、私立は中学校の入試段階で上位層を拾っているわけですが、少子化や不景気が長引くようだとどうしても公立志向に傾きがちですです。
また、広島県公立の中高一貫校の東広島の広島県立広島中・高校でも、順調に合格実績が出てきているようです。
広島県立広島高校の平成21年度の合格実績をみると、
国公立大学への現役合格者数は、136名で合格率が61%。
主な大学の合格実績をみると、
〔国立大学〕
広島大学 34名
山口大学 15名
愛媛大学 11名
など合計 93名
広島大学医歯薬系 2名
〔公立大学〕
県立広島大学 11名
広島市立大学 9名
など合計43名
となっており、優秀な合格実績を挙げています。
私立高校の公立高校に負けない対策を期待したいものです。