学費を納めていない生徒は「卒業させない」
卒業までに学費を納めていない生徒に対して、卒業証書を渡さなかったり、留年や中退扱いにしたりする私立高校が約7割にのぼることが、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)の調査で明らかになりました。
また、平成20年度に経済的な理由で退学した私立高校の生徒は1校当たり1.63人にのぼり、不況の影響の大きさがうかがわれる結果となった。
私立高校の学費未納者への対応については、回答があった229校のうち、卒業証明書を発行しない「卒業保留」とした高校が146校、留年や除籍(中退)とする高校は12校あった。卒業式にも出席させないという措置を取っている高校は81校にものぼった。
一方、そのまま卒業させ、その後学費を納めさせるという私立高校は42校と全体の2割にも満たなかった。
今年3月末時点で3カ月以上の学費滞納は315校で1887人にのぼり、1校当たり5.99人だった。