平成22年度東京都私立高校 入試要項
東京都私立高校 推薦入試
入試選抜期日:平成22年1月22日(金)以降
推薦入試 提出書類
・出身中学校長の推薦書
・ 調査書
・ 実技又は特性に関する記録及び証明書
推薦入試 選抜方法
※推薦入試では、学力に関する筆記試験は原則として実施しません
・書類審査
・作文
・ 面接
・ 実技又は適性検査
東京都私立高校 一般入試
入試選抜期日:平成22年2月10日(水)以降
一般入試 選抜方法
・調査書
・学力検査
・実技、面接等
平成22年度東京都私立高校入試日程
全日制課程の私立高校の募集は、東京都内233校で実施されます。
東京都私立高校 入試選抜日程(全日制課程)
推薦入試
2010年1月22日(金) 158校
2010年1月23日(土) 以降 59校
一般入試
2010年2月10日(水) 145校
2010年2月11日(木) 54校
2010年2月12日(金) 42校
2010年2月13日(土) 以降 54校
ちなみに東京都都立高校の入試日程(全日制課程)は、
推薦入試
実施日 2010年1月27日(水)
合格発表 2010年 2月 2日(火)
一般入試(第一次募集・分割前期募集)
実施日 2010年2月23日(火)
合格発表 2010年3月1日(月)
都内私立高校のうち、
生徒を募集する私立高校は191校
生徒を募集しない私立高校は42校
となっています。
生徒を募集しない私立高校の内訳は、
男女校2校(渋谷教育学園渋谷、穎明館)、
男子校8校(暁星、麻布、芝、早稲田、獨協、駒場東邦、東京都市大学付属、武蔵)、 女子校32校(大妻、共立女子、女子学院、白百合学園、雙葉、三輪田学園、和洋九段女子、頌栄女子学院、聖心女子学院、東洋英和女学院、普連土学園、山脇学園、学習院女子、桜蔭、中村、香蘭女学校、品川女子学院、鷗友学園女子、恵泉女学園、昭和女子大学附属昭和、聖ドミニコ学園、田園調布学園、田園調布雙葉、目黒星美学園、実践女子学園、大妻中野、光塩女子学院、立教女学院、女子聖学院、吉祥女子、晃華学園、大妻多摩)となっています。
2010年度私立高校入試 中間応募倍率2.67倍
東京都内の私立高校の2010年度の一般入試の中間応募状況が発表されました。
募集する全日制高校190校の中間倍率は2.67倍
共学校の倍率は3.24倍
男子校の倍率は2.64倍
女子校の倍率は1.06倍
倍率が高かったのは、早稲田大学高等学院の普通や豊島岡女子高校の普通、朋優学院の普通など。
以下、中間応募状況です。
巣鴨学園で理科の実験中に爆発 9人がけが
東京消防庁によると、2010年1月12日午後1時10分ごろ、東京都豊島区上池袋の巣鴨学園で、化学の実験中に薬品が爆発し、高校2年の生徒9人が顔にけがをするなど負傷したということで3人が病院に運ばれた模様です。
過酸化水素が爆発したという情報もあり、東京消防庁が原因を調べています。
東京都偏差値ランキング
東京都の私立高校偏差値ランキング1位から10位は、以下の学校・学科です。
| ランキング | 学校名 | 学科 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 開成高校 | 普通 | 78 |
| 2位 | 慶應義塾女子高校 | 普通 | 77 |
| 3位 | 早稲田実業学校高等部 | 普通 | 76 |
| 4位 | 海城高校 | 普通 | 75 |
| 4位 | 早稲田大学高等学院 | 普通 | 75 |
| 6位 | 豊島岡女子学園高校 | 普通 | 74 |
| 7位 | 青山学院高等部 | 普通 | 73 |
| 7位 | 桐朋高校 | 普通 | 73 |
| 7位 | 明治大学付属明治高校 | 普通 | 73 |
| 10位 | 巣鴨高校 | 普通 | 72 |
東京都偏差値ランキング(11位~20位)
東京都の私立高校偏差値ランキング11位から20位は、以下の学校・学科です。
| ランキング | 学校名 | 学科 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 11位 | 中央大学杉並高校 | 普通 | 72 |
| 12位 | 国際基督教大学高校 | 普通 | 71 |
| 12位 | 城北高校 | 普通 | 71 |
| 12位 | 中央大学附属高校 | 普通 | 71 |
| 15位 | 学習院高等科 | 普通 | 70 |
| 15位 | 成蹊高校 | 普通 | 70 |
| 15位 | 創価高校 | 普通 | 70 |
| 15位 | 帝京大学高校 | 普通 | 70 |
| 15位 | 立教池袋高校 | 普通 | 70 |
| 20位 | 攻玉社高校 | 普通 | 69 |
私立高校の専願割合が減少へ 都立高校志向になるのか?
大阪府公立中学校長会によると、平成22年度入試において、大阪府内の受験生のうち、大阪府内の私立高校専願者の割合が過去最低の13.34%に落ち込んだそうです。
京都府20.2%、愛知県18.4%、兵庫県4.11%などいずれも前年同期に比べて専願割合は減少となっています。
もちろん、これは現在進められている高校の教育費の無償化政策による影響でしょう。
すでに予算も計上され、2010年度からは公立高校の授業料は所得制限を設けず、実質的に無償化されます。公立高校の授業料相当額は生徒からは徴収されず、生徒1人当たり11万8800円の授業料が国から自治体に交付されます。
私立高校は、世帯の収入に応じて年約12万円から約24万円を支給する方針で、具体的には、年収350万円以上の世帯には年額11万8800円の授業料相当額として助成、年収250万円以上350万円未満の世帯は1.5倍の17万8200円、250万円未満の世帯は2倍の23万7600円の助成をすることが決まっています。
こうしてみると、公立高校・私立高校とも同じ土俵に上がったように見えますが、そうではないようです。
産経新聞によれば、
東京都内の私立女子高の校長は「不況も影響している」としつつ、説明会などで保護者に授業料の説明をする際には、昨年まではないプレッシャーを感じるという。
校長は「今まで『4対1』だった公立との授業料の差が『3対0』になる。保護者の心理的には、無限大の開きになってしまう」とため息をつく。
また、東京私立中学高校協会の近藤彰郎会長のコメントもあわせて掲載され、
「年収250万円で私立に通わせる家はほとんどない」として増額ラインの引き下げに疑問を呈す。
また、「高校無償化という制度そのものは否定しない」としつつ、「公立にはない所得制限が私立では実質的に行われている。義務教育なのに授業料がある私立中学はそのまま。やることが一貫していない」
としています。
このまま公立高志向が鮮明になり、私立離れがいっそう進んでいくのか?
産経新聞によれば、「大阪府の私立専願率が過去最低」になったことについて
中学校長会の古川晴紀・進路第1委員会委員長は「(大阪府の)私立の無償化について十分に保護者に浸透していない面があるのではないか」と指摘。府私学・大学課は「依然として経済状況は厳しいが、受験生と保護者に無償化の周知徹底を図りたい」としている。
民主党が掲げる「家庭の状況にかかわらず、すべての意思ある生徒が安心して勉学に打ち込める社会を作るため」の今回の高校の無償化政策。
公立高校は所得制限なく無償化となり、私立高校は所得制限ありの助成。私立高校の授業料の平均は年約35万円。その差額は各家庭が埋めなくてはならない。
今年2010年度入試の動向は要注目です。
東京都偏差値ランキング(21位~30位)
東京都の私立高校偏差値ランキング21位から30位は、以下の学校・学科です。
| ランキング | 学校名 | 学科 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 21位 | 明治大学付属中野高校 | 普通 | 69 |
| 22位 | 錦城高校 | 特進 | 68 |
| 22位 | 國學院大學久我山高校 | 普通 | 68 |
| 22位 | 成城高校 | 普通 | 68 |
| 22位 | 日本大学第二高校 | 普通 | 68 |
| 22位 | 八王子高校 | 文理特進 | 68 |
| 22位 | 法政大学高校 | 普通 | 68 |
| 22位 | 明治学院高校 | 普通 | 68 |
| 22位 | 明治大学附属中野八王子高校 | 普通 | 68 |
| 30位 | 江戸川女子高校 | Ⅲ類 | 67 |
私立高校で学費滞納が急増
全国私立学校教職員組合連合の発表資料によると、私立高校で3か月以上学費を滞納している生徒が、2009年上半期だけで4891人にも上っているそうです。
この調査は、全国私立学校教職員組合連合が32都道府県の中学高校462校のおよそ32万人の生徒を対象に行ったもので、これは、特に私立高校では全国の私立学校総数1321校の約25%の学校数・生徒数の調査となっています。
調査結果で挙げられている主な点としては、
・経済的理由で中退した生徒のいる高校数は報告校の4 2.5%(315校中134校)
・3ヶ月以上の滞納を抱えている生徒のいる学校は6 6.0%(315校中208校)
・経済的理由による中退生徒数は、315校で513人
・学費未納で卒業証書が保留となる学校が229校(高校)中、146校(64.0%)
2009年は昨年2008年年に比べても滞納率が深刻で、特にいわゆる「受け皿校」として機能している地方の私立高校で、経済的に追い詰めれているケースが増加しているということです。
私立中高生の経済的理由による退学と学費滞納調査事例
(関東・東京ブロックG校より)
学費のために入学時よりアルバイトをすることを前提に入学する新入生が増加している。時給900円で月80、000円の収入を得ている生徒もいる。これを労働時間に換算すると月89時間。一日当りの労働時間(月25日として)3.6時間、これは毎日休み無く働いての時間で、心身ともに疲労困懲の状況で授業、補習、部活に与える影響は甚大です。全てがアルバイトのシフト優先で学校生活は二の次になっています。
(関東・東京ブロックH校より)
自営業の家庭で景気後退により資金繰りが厳しい状況にあり、分納許可願いが提出されたが状況は変わらず、年度末を越えて滞納になってしまった。
(関東・東京ブロックI校より)
入学時、クラブ特待生として入学した生徒で、母子家庭・生活保護世帯の生徒です。
事情があってクラブを退部したことにより学費を払わなければならなくなってしまい、母親は学費を払う自信がないので退学させることを考えたが本人の希望で続けました。
母親も中卒で高校卒業資格に対してあまりこだわりがないように見受けましたが母親もダブルワーク、トリプルワークを続けました。1年の3月に滞納していた学費を母親が工面して支払う約束をし、2、3年の学費は本人がアルバイトで支払いました。バイトのためほぼ毎日遅刻、進級、卒業もギリギリでした。3年生の時に悩んでいましたが修学旅行に参加する希望を持ち、夏休みにアルバイト漬けで13万円かせいだところ、家族の収入と見なされ、9月の生活保謹を切られることになりました。修学旅行をあきらめてバイト代を生活費に回すことも考えましたが、結局わずかの小遣いを持って参加しました。
事例はいずれも全国私立学校教職員組合連合の発表資料から紹介しています。
2008年度末私立高校 滞納・中退調査(高校県別)